おはようございます
ガス器具のライフテック 内藤です




昨日のブログではバランス釜から壁貫通型給湯器への変更のお話しでした。
しかしながら、最後に書きましたがすべての物件で対応可能とはいきません。

今日はその壁貫通型給湯器では対応できない物件の写真を記事にしたいと思います。

まず既存はこういった感じですので、いつものバランス釜物件をなんら変わりはしない
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しかしだ!
ここのマンションのバランス釜・・・・・・
給排気方式がダクト仕様!!

ん?なにそれ?ってなりますよね~
要は各階の排気トップが一つの空間にまとめて排出される通り道があるの
簡単にはこうです
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上記の場合は、壁貫通型給湯器の設置はしてはいけません

って言っても不動産屋さんの担当者は
不「え~・・・・壁貫通型に出来るって期待してたんですよ~」
不「なんとかこのバランス釜以外の方法ないですか~?」

この浴室の排気トップ側はダクト室になってますから人は入れませんので
もちろん給湯器なんて設置できません。
ならどうする・・・・・

この浴室の向かいには扉無しでトイレもある
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このトイレの奥には押入れがあって、その先にやっとベランダ(ー_ー)!!

っていってもベランダに給湯器を設置するしか方法ないよね( ´_ゝ`)ノ
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トイレ壁とベランダの壁 2か所の開口が必要だよ・・・・
厄介なのがこの壁・・・・・木造じゃないかなら~

ってことで専門業者の出番です!!

まずはトイレのタンクを一度取り外して1発
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ベランダにも穴あけ
こんな機械もってないんで、専門業者様の力をかります
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さぁ、開口が済んだ!
トンネル工事で開通したときの喜びもこんな感じなのであろうか・・・・
ってたかが配管用の開口とトンネル工事を比べるなってね(´∀`)

さて、ガス配管は浴室からの延長ではなく
ベランダ側の和室のガス栓(ファンヒーター用壁コック)下から分岐です

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マンションの場合、配管通せるスペースが無い場合もありますので
その場合は仕方ないです・・・・露出配管になってしまいます。
今回は無事に通せて良かった~
これも日ごろの行いだ
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同時進行で浴室では撤去作業となっております
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バランス釜の排気開口部は化粧板でフタをして清掃です
(ちゃんと塞がないと、1Fからの排気が入ってきてしまうぞ)
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ベランダに設置した給湯器からの給湯配管は仕方ありませんので
トイレ脇を露出で通します(カバーしてますのでそんなに変じゃないよ)
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給湯器はここね
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肝心な浴室は
ちゃんと浴槽も広がり、まぁ結構いけてるんじゃない!?
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ってさ・・・・写真にしちゃうと簡単そうなことになってしまうんだけど
こういった現場ではいつも以上に慎重な現場確認・事前打ち合わせが必要です。
今回も結構 頭 使ったよ(TДT)

まぁ、そのおかげでこの現場も工期は 1日 だけ!
今回は弊社の他に東京ガス(床下ころがしなので弊社では無理)
水道屋 コア業者(穴あけ専門)総勢5名で分担仕上げ!
ってそれ・・もちろん自分も作業いたしますが手配も監督もなんでね 気も使いますわ

最終打ち合わせの段階で、不動産屋さんから工期は何日ですか?
私「1日で仕上げます!」

でも今回の現場ではラッキーもあったんで収まりましたサ
1 ベランダ側が和室だった(畳外せるもんね)
2 和室にガス栓があった
3 床下に配管通せるだけの余裕があった
4 急な発注にも関わらず、各職人に無理行って同時作業が可能だった
5 現場確認に2度伺って、不動産担当とキチンと打ち合わせしているので、
すべてが予定通りの作業であった

いつもラッキーな現場とはいかないとは思うけど受け渡し時に
不動産担当者様の「おお~!いいっすね~」で疲れが取れましたサ



ってな感じでして、このパターン以外にも壁貫通型給湯器の設置が出来ない物件もあります

バランス釜を撤去したい物件のオーナー様!不動産担当者様!
遠慮なくお問い合わせください<m(__)m>
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