カベピタって知ってます？

最初にお問い合わせのメールが入った時
現場の写真を見てすぐにこれは出来ないと判断した
段落ちの浴室の場合、カベピタ（壁貫通型給湯器）は設置出来ない

メールで出来ないことを返信するとどうしても浴槽を広げたいので
バランス釜以外の方法はないかと・・・・・

これは現地調査せねばならんってことでアポをとり現地確認
あ～懐かしい、私が育った地元だ～なんて思いながら現場に向かう

浴室に入ってすぐ
ん？
これ・・・・・・ヤバくね？
床に穴　空いちゃってんじゃん（写真の箇所以外もありました）

このまま浴槽設置なんて怖くて出来ない
ユニットバス入れるにしてもなぁ～こりゃ修復が大変だな～
この状態からの浴槽入替だと　自分だけでは出来ないし
現場を目にしてどうやって断ろうかと頭の中で言葉を探しはじめてしまった

で、なんでカベピタ施工が出来ないのか
他の方法なら一応こういう感じなら出来なくもないとお話ししている中
家の修復作業の雰囲気から
「あの～、もしかしてご自身で床貼ったり、壁補修してるんですか？」
ツナギを着た奥様はこういった
「元々実家で、空き家状態だったのを結婚を機に自分達で住むのに手作業で」


元々実家？
そう　ここは私の地元

あれ？もしかして〇〇中学校？

「はい」

「実は私もでして・・・・」

ははは・・・・・同じ中学卒の後輩でした
こうなったらもう意地でも何とかしないと！

さっきまで断る言葉を探してたのに
限られた予算の中でどれが最善かと施工方法に頭が切り替わった

出した結論はこうだ
1　床はフラットに補修
2　床が上がる分寸法確認でカベピタはやはり無理
3　追焚希望なのでフロ給湯器を外壁に設置
4　同じ色のタイルにはならいが修復が必要なタイル補修

ある程度のタタキで金額を出し
これがベースになるとメール

この方法で行きましょうとなり正式にタイル屋さんと水道屋さんも同行して
現地調査と正式見積り

コロナの緊急事態宣言真っ只中　各職人と日程調整し施工日を決める
予定では
1日目　バランス釜撤去　配管撤去　ある程度の先行配管
2～4日目　浴室床壊し　タイル補修　床タイル貼り　電気配線リモコン配線
5日目　給湯器、浴槽設置　配管結び　ガスメーター交換

さて初日、撤去からスタートです　バランス釜が無くなると広く見えるよね
やはりバランス釜って結構邪魔だよな～

で、洗面所にも給湯あったら便利よねってことで追加で配管延長


1日目の作業を終え
タイル屋さんにバトンタッチでまずは壁補修から
どうしても同じ色のタイルにならないのがもどかしいけど
全てのタイル張替えって訳にもいかず・・・

2日目は壁補修とバランス釜の排気トップ穴塞ぎ
3日目は排水と床補修って流れ


と、同時に私は電気配線を
当初予算の事もありケーブルむき出しクリップ止めを考えていたんですが
後輩のために少しでも綺麗にと予定外の出費ですが配管内に納めました


順調に現場が流れ　残すはいよいよ機器類の設置です

続く

この度はライフテックにご用命いただき誠にありがとうございました
今回も素敵な出会いに感謝です！！
今後ともお客様と末永くお付き合いが出来ますようさらに企業努力を
していく所存です。

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