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古いアパートになるとバランス釜を使っているケース
いまだによく見かけます
オーナー様もその辺は分かってらっしゃる方も多く
退去のタイミングでカベピタ（壁貫通型給湯器）や
外壁に給湯器（追焚なし）を設置して対応する場合が多い

今回のアパートは全8世帯の内
過去にライフテックにて7部屋は
バランス釜から給湯器に変えてきました

残り1部屋・・・・
今回は退去のタイミングとはなりませんでした
ご入居者様がいる状況ですがバランス釜が不調となり
急いで対応して！といつもの不動産屋さんから電話

過去7部屋交換対応してますからね現場は見なくても
商品や材料は用意出来のですが
万が一があってはいけません
ご入居者様にアポをとってちゃんと現地調査です

よくある話が同じアパートでも部屋によって排水向きが逆
こうなると浴槽が異なってきますのでね
ちゃんと見ておきたいのですよ

バランス釜の症状を確認すると不調ではあるが
何とか使える状況ですので慌てる必要はなさそうですが
給湯器不足の昨今です　すぐに見積もり提出・・・

数日後、オーナーのOKが出たとのことで
メーカーに注文・・・やはり給湯器が無い

何とかお使いになれるので慌てることはないので
在庫切れと不動産屋さんに連絡してさらに数日
一向に入荷する気配がない
入荷予定日すら連絡が入らないのです

これ・・・年越しちゃいそうだぞ！ってことで
他の7件すべてリンナイの給湯器でしたが
年内ヤバイってことでノーリツではいかがでしょうか？と電話

オーナーの了解も得られたので準備に取り掛かります
（ノーリツの給湯専用機は何とか流通しておりました）

さてバランス釜って何ぞや？って
これが排気トップ

浴室内に燃焼機器がある特定消費機器に分類されるバランス釜

浴槽もバランス釜も全て撤去いたします
毎度どの現場も大抵このような状態です

水垢までは無理、貰い錆も無理ですが
そこはある程度気持ちよく使っていただきたいのでね
出来る範囲で最大限清掃いたします

浴室の外側に給湯器を設置

排気トップがあった開口部から給水・給湯の配管
ガスだけは浴室から取り出しが禁止されてますので
今回のように外側にガス配管が露出していない物件では
給湯器ではなくカベピタでの対応となります

カベピタって？はこちらで



バランス釜が無くなった分、浴槽が広くなるのでございます
当然　種火（口火）も無いし　温度制御もリモコン
追焚は出来ませんがシャワーの出は断然良くなります

これなら内見に来た若者も受け入れてくれるのでは無いでしょうか
正直バランス釜だと見た瞬間　次の物件見せてくれ！ってなるでしょ

バランス釜を使っているアパートのオーナー様！
これ1日で終わる作業ですよ！

おっとガス漏れの検査もしなきゃだね